Q. mymizuってなに?
A. mymizu は「給水でサステナブルがあたりまえな世界に」をビジョンに掲げ、給水する人のためのプラットフォームやコミュニティづくりを行っています。
mymizu アプリでは、世界 20 万カ所のカフェや公共施設など無料で給水できる「mymizuスポット」で、気軽に水を補給でき、プラスチックや CO2 排出量の削減に取り組むことが可能です。利用者は街で新たな無料の給水スポットを見つけたらアプリに登録もできる、共創型のプラットフォームです。
アプリの他にはサステナビリティに関する教育・リーダーシッププログラムを実施したり、多くの企業や自治体などとのコラボレーションを行います。 2020年には「環境大臣賞」を受賞した他、日経クロストレンドの「未来の市場をつくる100社」としても取り上げられました。
mymizuは、非営利型一般社団法人Social Innovation Japanによって生まれたプロジェクトです。
Q. 日本のプラスチックごみの現状
A. 日本は1人あたりのプラスチック包装ごみ排出量が世界2位です。日本で年間約233億本のペットボトルが消費され、そのうち約27億本はリサイクルされません。日本のプラスチックごみ排出量は約850万トン(2019年)、うち約40%が使い捨てプラスチック容器です。1 人当たり年間32kgもの使い捨てのプラスチックごみを排出しているということです。
詳しくはmymizuのブログ記事「世界と日本のプラスチックゴミの現状」をご覧ください。
Q. プラごみはリサイクルすればいいのでは?
A. 85%と高く見える日本のプラごみリサイクル率。しかし実際にはそのうち50~60%が燃やされているとご存知ですか?新たなモノに作り変えるマテリアルリサイクルと、原料として再利用するケミカルリサイクルは併せて27%と低く、さらにそのうち150万トンが毎年マレーシアなどの途上国に”輸出”されています。リサイクルの前にゴミを生み出さないことが大事なのは明らかです。 ぜひリサイクルについてより詳しく解説しているmymizuのブログ記事をご覧ください。
Q.なぜmymizuが必要なの?
A. 個人レベルでの努力も必要ですが、使い捨てに依存する社会の習慣や仕組みを変えなければ、プラごみ問題や気候危機を解決することはできません。
mymizuは、アプリを通してマイボトルに給水する個人の行動、そしてコミュニティ全体でのインパクトを可視化することで、人々の行動による変化を目に見える形で示します。また、企業や自治体とのコラボレーションやワークショップを通じて、社会にサーキュラーエコノミーを定着させ、ゴミを生み出さない仕組みづくりを行っています。
「テクノロジー×共創」の力を駆使して、今までの当たり前を問い直し、新たな仕組みを作ることが、気候危機の打開には不可欠であると私たちは考えます。
Q.mymizuはどうやって収益を確保しているの?
A. mymizuは非営利型一般社団法人Social Innovation Japan(以下SIJ)が運営する事業です。 SIJの主な収益源は以下となります。
Q.mymizuって誰が運営してるの?
A. mymizuは、一般社団法人Social Innovation Japanによって生まれたプロジェクトです。チームメンバーについては Our Teamをご覧ください。
Q.mymizuの読み方は?
A. 「マイミズ」です。 マイボトル、マイバッグ、マイ箸の次に「mymizu」の時代じゃないか!と考えたのが由来です。
Q.mymizuはどのSDGs(持続可能な開発目標)に貢献しているの?
A.主に SDG 11(住み続けられるまちづくりを)、SDG 12 (つくる責任 つかう責任)、SDG 13 (気候変動に具体的な対策を)、SDG 14 (海の豊かさを守ろう)、 SDG 17 (パートナーシップで目標を達成しよう)に貢献しています。